roomマイコーチの部屋【管理栄養士からのアドバイス】
「バランスの良い食事」を意識してみよう!
栄養バランスの良い食事って何??1食で何をどれくらい食べたら良いの??? ここでは、バランスの良い食事の組み合わせについてお伝えします。
いろいろな栄養素をバランスよく
五大栄養素を組み合わせてみよう
主食(ごはん、パン、めん類など)、良質なたんぱく質を含む主菜(魚類、大豆製品、卵、肉類など)、ビタミン、ミネラルを補給する副菜(野菜、きのこ、こんにゃく、海藻)を1食のお膳に揃えるイメージです。そして1日の中で、乳製品(牛乳、ヨーグルトなど)、果物などを組み合わせて摂取することでバランスのよい食事になります。
主食+主菜+副菜(1、2品)を基本とし、乳製品や果物を1品添えるイメージです
夕食はなんとなくバランスが取れている方も多いでしょう。
朝食や昼食も貴重な1食。夕食のボリュームが大きくなると肥満や中性脂肪上昇、血糖コントロールの乱れに繋がります。朝食や昼食にもたんぱく質や野菜を揃えるよう心がけましょう。
バランスのとれた1食は、野菜(食物繊維)やたんぱく質を摂ることで血糖値上昇も緩やかになると言われています。
また、1食、1食ごとに血糖値を緩やかに上げることも重要です。
おにぎりだけ、パンだけ、うどんや蕎麦だけといった炭水化物中心にならないよう意識しましょう。
理想的な三大栄養のバランスは、1日の摂取エネルギー量の50〜60%を炭水化物で、たんぱく質は体重1kgあたり1.0〜1.2g、そして残りのエネルギー量を脂質からとるのがよいとされています。何度も言いますが、炭水化物が少なすぎても、たんぱく質が多すぎても、脂質が多すぎても少なすぎても身体にとっては不都合なのです。このバランスが崩れると脂質異常症、慢性腎臓病、骨粗しょう症、動脈硬化などの病気が進みやすくなってしまいます。
生活習慣病を改善したい方、気になっている方
日々の食事の中で血糖値のコントロールに悩まれている方も多いと思います。「マイコーチ」では糖尿病治療に配慮した、エネルギーや塩分を調整したお弁当をご用意しております。 只今、無料カウンセリングを受付中です。この機会にぜひご相談して下さいね。
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管理栄養士 腎臓病療養指導士
大都 宏子(だいと ひろこ)
私はここに来るまでの20年。多くの在宅で生活習慣病の療養をされている方に出会ってきました。病院とは異なり、自宅で食事療法に取り組まれる方の悩みや不安は千差万別。自分なりに取り組むもなかなか改善できない。何からすれば良いのかわからない、気づけば重症化していた・・・悩みは出会った人の数だけあったように思います。 ここでは、少しでもみなさんの不安や悩み解決の糸口になるような情報を発信していきたいと思います。