roomマイコーチの部屋【管理栄養士からのアドバイス】
糖尿病と血糖値スパイクの話 今すぐセルフチェック!
何かと忙しいし、1食くらい抜いても良いんじゃない??そう思ってはいませんか?ここでは、欠食することの危険性、血糖値スパイクについてお伝えします。
血糖値スパイクって何??
欠食は避けましょう
食事の回数は朝食、昼食、夕食の3食。ボリュームはなるべく均等を心がけて欠食しないことが重要です。
欠食すると空腹時間が長くなり、空腹時間が長ければ長いほど、次にとった食事の後の血糖は反動で上がりやすくなる傾向があると言われ、低血糖状態から一気に高血糖状態へ。
食後の急な血糖上昇を「血糖値スパイク」と言います。欠食ではこの「血糖値スパイク」が起きやすくなり、血管を傷める要因になります。
上のグラフのように血糖値が上昇した点が尖っており、トゲを意味するスパイクのように見えることから、「血糖値スパイク」と呼ばれています。
急上昇した血糖値を下げるためにインスリンが大量に分泌されると、急激に血糖値が低下します。このような血糖値の急激な変化が続くことで血管に大きなダメージを与えます
血糖値スパイク セルフチェック
血糖値スパイクの症状は食後の急激な眠気、頭痛、だるさといわれます。食後の急激な眠気に心当たりのある方はぜひチェックしてみましょう。
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- BMIの値が25以上ある(BMI=体重(kg)÷身長(m)2)
- 家族に糖尿病になった人がいる
- 朝食を摂らない
- コンビニのご飯を週3回以上利用する
- 3食のうち1回以上、10分以内の早食いをしている
- 食後は動かないことが多い
- 丼・麺類など、炭水化物メインの食事が多い
- 甘いものやジュース、お酒ををよく摂る
- 運動は週3日未満
- 6時間以下の睡眠が週に3回以上ある
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- 当てはまる項目が多いほど、血糖値スパイクを起こしている可能性が高いです。チェック項目を改めてみましょう
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1日3食にすることの3つのメリット
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- ①効率よくエネルギー補給ができる 脳に必要なエネルギーを不足させることなく1日を過ごすことができます。
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- ②食欲のコントロールがしやすい 空腹感を長く感じると、一度に食べる量が多くなり血糖コントロール不良に繋がります。
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- ③栄養バランスが整えやすい 1日3食をとることで、それぞれの食事で必要な栄養素をバランスよく摂取できます。 欠食すると一日に必要とされる栄養素(特に食物繊維やビタミン類)や水分を十分に摂取できない可能性があります。
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食後の急な血糖上昇と急降下。血糖値スパイクが続くことで血管に大きなダメージを与えます。血管に優しい食生活を送りたいですよね。
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- 欠食せずに1日3食食べることも大切ですが、1食のバランスや量も重要。
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- 糖尿病の最適な食事バランスを体験するには、マイコーチのお弁当がおすすめです。
生活習慣病を改善したい方、気になっている方
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管理栄養士 腎臓病療養指導士
大都 宏子(だいと ひろこ)
私はここに来るまでの20年。多くの在宅で生活習慣病の療養をされている方に出会ってきました。病院とは異なり、自宅で食事療法に取り組まれる方の悩みや不安は千差万別。自分なりに取り組むもなかなか改善できない。何からすれば良いのかわからない、気づけば重症化していた・・・悩みは出会った人の数だけあったように思います。 ここでは、少しでもみなさんの不安や悩み解決の糸口になるような情報を発信していきたいと思います。